2010年05月14日

糖尿病薬新発売 メトグルコ

5月10日 新しい糖尿病薬が発売されました。大日本住友製薬が同社のメトホルミン製剤の「メルビン」の改良型メトホルミン製剤「メトグルコ」を発売したのです.

同じメトホルミン製剤で効能は以前と変わりませんが、「用法、用量」が変わりました。今までは1日750mgまでしか使えませんでしたが、メトグルコは2250mgまで使用可能です。また服用は食後のみでしたが、食直前、食後のどちらでも良くなりました。

メーカーによるとメトホルミンの重篤な副作用である「乳酸アシドーシス」のリスクが軽減されたためで、近い将来メルビンはなくなり、メトグルコのみになるそうです。

乳酸アシドーシスの初期症状は胃腸症状の悪心、嘔吐、腹痛、下痢等や、全身の倦怠感、筋肉痛、過呼吸等があるようです。

専門医によると、乳酸アシドーシスは薬の副作用というより、患者の体質に寄るものの可能性が高いとの事ですが、国とメーカーがより安全ですと言うものを使うほうが妥当性があるのではないでしょうか。

タグ:メトグルコ
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2010年03月17日

新しい糖尿病薬-2

昨年「ジャヌビア」につきましては記事を書きましたが、今年に入り「ジャヌビア」と同じインクレチンシステムに作用する新薬が1月21日に承認されました.まもなく発売されます.

「インクレチン」はヒトの体内に自然にあるホルモンです.食事後に腸管を食物が通ることにより分泌されるホルモンです.「GLP-1・グルカゴン様ペプチド1」と「GIP」があります.

インクレチンの作用は血糖値が高いときのみインスリン分泌を発揮し、血糖値を下げる効果があります.そのため低血糖は起こしにくくなります.

インクレチンは血液中などに多くある「DPP-4・ジペプチルペプチダーゼ-4」によってすぐに分解されてしまいます.

「ジャヌビア」や「グラクティブ」は「DPP−4」を阻害することにより、インクレチンの血糖降下作用を示す薬です.

今回承認された「ビクトーザ皮下注18mg」は同じインクレチンシステムの薬です.ノボノルディスクファーマ鰍ゥら発売されます、(一般名リラグルチド)

「ビクトーザ」はインクレチンのひとつ「ヒトGLP-1アナログ製剤」です.GLP-1の構造を一部変更して1日1回で効果が持続するように作られています.

皮下注射で1日1回決まった時間、たとえば朝とか夕とかに簡単な注射器で打ちます.ジャヌビアなどはインクレチンの分解酵素を阻害することによりインクレチを増やす薬で、今回のビクトーザはインクレチンを直接体内に入れる薬です.

副作用は今のところ胃腸障害が軽く出る程度だそうです.

SU剤との併用で約半数の患者がHbA1c値6.5%となったそうです.

1日1回の皮下注射だけで血糖値がコントロールできるのであれば、画期的な治療薬となります.何よりもインクレチンシステムでの治療は糖尿病の根幹治療ともいえる治療法なので、今後に期待が持てます.
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2009年10月26日

新しい糖尿病薬が承認されました

新しい糖尿病薬が承認されました。ジャヌビアです。

ジャヌビアは米国、欧州、アジアなど世界の80カ国以上で承認されており、のべ1100万人以上の患者さんに処方されています。

このお薬は、インクレチンシステムという血糖を下げる体内の仕組みを活性化することにより、血糖値を下げ安定させます。


ジャヌビアはインクレチンを分解する酵素であるDPP-4を選択的に阻害する薬剤です。

インクレチンは食後に分泌される消化管ホルモンで、血糖依存的に膵臓からの血糖値を下げるホルモンであるインスリンの分泌を増加させます。

また、血糖値を上げる働きを持つグルカゴンというホルモンの分泌を低下させます。

このような、2つのメカニズムで血糖値をコントロールします。すなわち、インスリンとグルカゴンの量を調整することにより、効果を表すのです。インクレチンが多くなれば血糖値は安定するのです。


ジャヌビアはDPP-4を選択的に阻害することにより、活性型インクレチン濃度を上昇させ、血糖依存的に強力な血糖低下作用を示します。


体重増加という副作用はないようなので、糖尿病の方には新たなお薬の選択肢が広がりました。

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2009年06月10日

BMI

標準体重を計算する方法としてBMIにがあります。BMIとは、ボディ・マス・インデックスのことで、体重÷身長÷身長で算出した体格指数です。1980年代以降に肥満度の指標として国際的に用いられてきました。日本肥満学会はBMIの数値22を平均(20〜24が普通)としています。

私の場合 身長165cm、体重65kgですので

    65÷1.65÷1.65=23.87

22よりやや多くて24以下なので、許容範囲の軽肥満になります。
5kg減らすと理想体重になります。

しかし筋肉で重いのか、脂肪で重いのかは判断できません。

そこで登場するのが体脂肪計です。マルマツ薬局に常備していますので、時々計ってみてください。

CIMG0751.JPG 両手で持って測定します

CIMG0750.JPG 体重を量るのと同時に測定します

CIMG0749.JPG 血圧も簡単に測れます

体脂肪計は体の水分量の変化から、脂肪などそれ以外の物の量の率を割り出します。体重が増えても体脂肪率が増えていなければ、筋肉が増えたことになります。逆に体脂肪率は変わらないか増えている場合は、単なる肥満ということになります。

体脂肪率測定で注意が必要なのは、食事など飲食物の影響を受けないような時間帯を選び、一定の時間で比較することが必要です。

何歳でも体は鍛えることができます。筋肉や骨は増強できるのです。

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2009年06月04日

糖質制限食−2

昨日のマスキンさんのコメントもあり、続きです。

食品により血糖上昇反応速度に違いがあります、これを数値で表したのが「GI」血糖指数です。

最も血糖値を上げやすいブドウ糖(白パン)50g摂取したときと比べ、糖質50g含む特定の食品を摂取したときにどのくらい血糖値を上げるかをパーセントで表すというものです。

GIの数値が高いほど血糖値を上げる性質を持っているというわけです。たとえば白パンは100で最も高いのです。白米は70で高い分類になります。玄米では50とやや低めになります。豆類は15、
乳製品は35くらいと低くなっています。

糖尿病予備軍や糖尿病の方はなるべく低GIの食品をとり、すい臓からのインスリン分泌を減らす努力が必要です。

玄米菜食の食事療法は確かに低GIで食後高血糖になりにくい食事療法です。糖尿病予備軍の方にはお勧めの食事療法だと思います。

しかし、ひとたび糖尿病を発症した方には、糖質を基本的に摂らない糖質制限食が劇的な効果をもたらせます。

糖質さえ摂らなければ、焼酎、ウイスキーなどの蒸留酒であれば飲んでかまわないのです。

日本ではまだ糖質制限食をご存じないドクターがほとんどです。周りの方で、極端な食事制限で苦しんでいる方がいらっしゃいましたら、ご相談くださいと御伝え下さい。糖尿病をほったらかしている方にも朗報です。

CIMG0737.JPG

グルコケアは食物繊維として、難消化性デキストリンを含んでいます。食事に含まれる糖の吸収を穏やかにしますので、急激な食後高血糖を防げます。食事の際のお茶としてお飲み下さい。
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