2015年02月19日

ココアダイエット始めました

コーヒー好きの私は毎日5〜6杯は飲み続けている。ブラック派なのでカロリーはないのだが、問題はカフェインの摂り過ぎで、頻尿や逆にむくみの原因にもなり、折角のコーヒーの健康作用も、摂り過ぎで反作用となる状態なのだ。

わかっていてもやめられないのが生活習慣病で、年末からの忘年会や新年会のラッシュですっかり糖尿病の数値を悪化させてしまった。

一度悪くなると糖毒性はなかなか改善しない、それが糖尿病だ。数日食事制限を厳密にしても、それほど数値は下がってくれない、毎日の努力と我慢が必要な病気なのだ。

ノンカロリーのコーヒーといえども飲みすぎはダメ、 わかっていてもやめられなかった。


そこで始めたのが「ココアダイエット」


私の作るココアは次のとおりだ

   バンホーテンココア 小さじ山盛り2杯 (4g 16.8kal)をマグカップに入れる
  
   次に少量の水を加えスプーンで良く練る

   120mlの牛乳(低脂肪)を少しづつ加え、ダマができないようにかき回す

   電子レンジで加熱(500W 2分半)

   腹持ちの良いココアの出来上がり


私のやり方(邪道)の良いところは鍋や泡たて器を使わないので後片付けが楽、マグカップとスプーンしか使わないところだ。カップはかき混ぜるためにマグカップをお薦めする。

ココアは非常に低カロリーでカフェインもコーヒーの1/10程、全く問題ないし、上記のレシピなら1杯80kcal、ホットミルクと変わらない。何より腹持ちが良いのと、コーヒーの代わりとして満足度が得られるし、精神安定効果もあるそうだ。

豆乳で作ればなお体に優しいそうだが、味も大事なので当分は低脂肪牛乳でやっていこうと思っている。


      
          あなたも是非お試しあれ!















   

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2014年04月21日

糖尿病の治療目標

新しい考え方の糖尿病治療薬「スーグラ」がいよいよ発売された。SGLT2阻害薬と呼ばれる画期的な医薬品だ。

血液中の糖分は腎臓で糸球体で濾過されたあと、尿細管で再吸収されるのだが、この再吸収はSGLT2によりなされているのだ。尿細管でのSGLT2を阻害することにより、糖質の再吸収を抑制し、結果血糖値を低下させるのがSGLT2阻害薬なのだ。

インスリンをより多く出させようとするこれまでの糖尿病薬と違い、すい臓に負担をかけない作用機序なので大いに期待できる新薬だ。

糖尿病の専門医の先生のお話をお聞きする機会が何度かあったが、お医者さんは今のところ否定的な方が私の周りでは多いようだ。

お話によると「これまで食後過血糖を改善させ、尿中に糖を出さなくするのを目標としてきたのに、真逆の尿糖として体外に糖を出させるのは考えにくい」とのことだった。

患者が薬にたより、過大な期待を抱くのも考えものとのことで、尿糖を出さなくする生活習慣を身につけさせたいのだそうだ。

どちらも尤もな事なのだが、より良いクオリティが得られるのであれば、新薬に期待するのは患者の気持ちとして当たり前の事である。

糖尿病の治療の目標値に「HbA1c・ヘモグロビン・エー・ワン・シー」という有名な指標がある。HbA1c6.0%未満を目標と従来してきたが、この治療目標が変わってきた。


血糖正常化を目指す際はHbA1c 6.0%以下、ただし適正な食事療法や運動療法だけで達成可能な場合、または薬物療法中でも低血糖などの副作用なく達成可能な場合の目標とする。


合併症予防のためにはHbA1c 7%未満

治療強化が困難な際はHbA1c 8%未満


という新たな目標が糖尿病学会により決められた。それは治療の考え方が患者中心主義へと変わってきたからだ。

患者さんの病歴や体質年齢を考慮すると、血糖の目標HbA1cを6%未満にすることにより、低血糖のリスクを増やしてはいけない。

高血糖が原因で直ちに病になることはないが、低血糖は死に至ることもある致死性不整脈などの心血管の病気のリスクが高くなってしまう。

厳格な血糖コントロールにより、重篤な低血糖を起こしてしまったら治療の意味がないのだ。

亡くなった母も厳格な血糖コントロールにより抵抗力が弱まり、肺の感染症にかかってしまった。

糖尿病の治療は合併症の予防が第一で、血糖コントロールとのさじ加減で行わなければならない。

つい最近の講習会では


糖尿病の治療には食後高脂結症の改善が大切である


と解説していた。食後の血液が糖分でドロドロになるのもいけないが、むしろ油でドロドロになることに気をつけなければいけないとのことだった。難しかったがとても勉強になった講習会だった。






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2014年03月25日

SGLT2阻害薬がいよいよ発売されます

インスリンによらずに血糖値を下げる画期的な薬、SGLT2阻害薬がいよいよ発売されますが、先日専門医の先生とお話した時も、先生は今のところ使う気はないとのことだった。

二週間ほど前に参加した糖尿病の専門医の先生による医師向けの講習会でも、SGLT2阻害薬については全く触れられていなかったし、今夜行われる薬剤師会の糖尿病の講習会の演題も「DPP4阻害薬」についてで、この時期に最も勉強しなくてはいけない「SGLT2阻害薬」についてでは無い。


DPP4阻害薬は過去の記事で詳しく書いているが、血糖値が高くなった時にのみインスリンの分泌を促す薬で、低血糖のリスクが少ない素晴らしい経口糖尿病薬だ。

それまでは常に膵臓をたたいてインスリンの分泌を促すSU剤という薬が主流であったのだが、低血糖のリスクが伴うのと、膵臓が疲れてしまうという欠点があった。

インスリン注射にしても内服薬にしても、高血糖になって代謝しきれない糖分が尿中に混ざって出てこないようにする治療が行われてきた。これがこれまでの糖尿病治療の常識であった。

しかし今回のSGLT2阻害薬は、高血糖になった血液中から、糖分を尿中に取り込んで、尿とともに出してしまおうという薬で、その作用にインスリンは関与しない。

一般的な糖尿病の多くはインスリン抵抗性といって、インスリンは出ているのだけれど、インスリンの働きが悪くなってしまっている病態が多い。

インスリンは既に出ているのだが、その量では効き目が悪いので膵臓を叩き、更にインスリンを分泌させて、高濃度のインスリンで血糖値を保ってきたのがこれまでの治療なのだ。

ただし、尿中にお砂糖が含まれてしまうので、尿路感染症を起こしやすくなってしまうリスクがある。

患者の一人である私からすれば、高血糖による血管イベント(心筋梗塞、脳卒中等)のリスクを考えれば、尿路感染症のリスクなど取るに足らないので、是非SGLT2阻害薬という画期的な新薬を使ってみたいと思っている。

専門医に聞けば、薬に頼らず尿糖が出ないように食事制限をしなさいとの答えが帰ってくる。

できる限りの食事療法は行っている、好きなものも控え、よほど特別な事がなければラーメンは食べないし、カレーパンも食べない。主食のご飯も一日2膳まで、間食は殆どしない、それでも目標レベルよりは血糖値はやや高い。

患者の思いと専門医の思い、画期的な治療法なのだが、それまでの常識を覆すことなので、取り扱いはしばらくは様子見の傾向が続くように感じる。


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2013年12月09日

期待の画期的糖尿病治療薬SGLT

画期的な新糖尿病治療薬が来春4月をめどに薬価収載される予定だ。

最近DPP-4阻害剤という新しい薬が開発され、低血糖を起こしにくい使いやすい薬として現在汎用されている。うちの患者さんでもDPP-4阻害剤により、画期的に血糖値が改善した患者さんが多く存在する。

       DPP−4阻害剤の記事はこちらをクリック



今回の薬は今までの薬と作用の仕方が全く異なるのだ。
 

血液中のブドウ糖(グルコース)が1dl(100cc)中に170〜180mg 含まれるようになると尿糖が出るようになる、すなわちお小水の中に糖が含まれるようになる。

しかし健康な人の尿からは糖は出てこない、腎臓で糖が再吸収されるからである。

新しい画期的な糖尿病薬は腎臓での糖の再吸収を阻害し、余分な糖を体外に尿と一緒に出してしまおうという薬だ。

つまり、インスリンを介さずに血糖値を下げる薬なのだ。


詳しく話せば、血液中のブドウ糖(グルコース)は腎臓の糸球体で濾過されて現尿中に出されるのだが、その99%は再吸収される。中でもナトリウム・グルコース共輸送体2(sodium glucose co-toransporter2) 略称SGL2というタンパク質により約90%のブドウ糖(グルコース)が再吸収されるそうだ。

このタンパク質SGLT2を阻害することにより、血中への糖の再吸収が減り、血糖値を低下させるのだ。

SGLT2の臨床成績はDPP-4阻害剤と同じレベルのHbA1cを下げる効果があるそうで、作用機序が違うので、今までの経口糖尿病薬との併用など研究が進むとより良い効果が期待される。

血糖降下の作用の他、血圧を下げる作用もある。特筆すべき点として、体重減少作用が挙げられる。糖尿病の薬は体重を増やしてしまう場合があったが、この薬については数キロの体重減少があるということだ。


ただ、気をつけなければならないのは尿中に糖分が多く含まれるようになるために、細菌が尿中で増殖しやすくなり、尿路感染症や生殖器の感染症のリスクが高くなるとのこと。



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2012年11月13日

糖尿病が手術で治るって??

NHKのクローズアップ現代で難治性の2型糖尿病を手術で治したと紹介されていた。それは胃の大半と小腸を1mほど切除する手術だそうだ。

そのよな方法があるとは聞いていたが、そこまでの切除手術とは思はなかった。健常者でこの手術をすると低血糖を起こすなどの障害が出るが、2型糖尿病で肥満度がかなり高いケースでは劇的に改善されると紹介していた。

胃がん、胃潰瘍で胃の切除手術を受けた人のことを考えると、とても予後が良いとは考え難いが、白人社会の超肥満の糖尿病患者にはとても有効な治療だそうだ。

BMI30以上の肥満者が対象のようだが、30もの数値はそもそも患者失格のような数値で、自己管理が全く出来ていない人だということだ。多少なりとも食事制限をしていれば30は行かないはずで、自己管理できない人は保険適用外の手術で治す方法がありますよということかもしれない。少なくとも多くの日本人の場合は、インスリン療法などの薬物治療で治療を行うべき人種で、手術が必要な肥満はそうは無いと思う。

手術に伴うリスクは当然あるし、250万〜400万円もかかる治療法はやはりかなり特殊で、NHKが公共の電波を使って、明るい未来の治療法と報じるのは間違っていると思った。


新しい治療法は大いに取り組むべきだし、研究も進んでもらいたい。手術による治療法により、実は糖尿病はこれまで考えられてきたメカニズムではなく、小腸のシステムに問題があるのではとの研究もあるそうで、これにより画期的治療が確立されるかもしれない。かつての脚気のように治る病気になって欲しいものだ。





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