2014年05月02日

男性の更年期

更年期障害というと女性を思い浮かべるが、実は男性にも更年期障害はある。更年期障害に気がつかず、イライラ過ごされる方もさぞかし多いのだろうと推察する。

自分の友人達を考えてもあの頃更年期だったのだろうと思える人がいる。

まずは女性の場合から考察してみよう。日本人の閉経は45〜56才で、平均閉経年齢は51才だ。女性ホルモンの分泌量低下が起こり、体力的、精神的、機能的に老化してくる。骨粗鬆症を起こしがちなのも女性の特長だ。

男性の場合は女性よりも個人差が大きいのではと思える。80才を超えても男性として元気な方もいらっしゃる。男性ホルモンの分泌量の差なのだが、髪の毛の薄い人ほど分泌量は多いとの話もある。

男性ホルモンのテストステロンは精神機能のうち、集中力やリスクを判断するなど高次元の機能に関係しているそうで、不足すると色々な精神症状などが現れる。

順天堂大学医学系大学院泌尿器外科学の堀江 重郎先生によると。


     男性更年期症状

        精神症状: 健康感の減少
                不安
                いらいら
                うつ
                不眠
                集中力の低下
                記憶力の低下
                性欲の減少

        身体症状: 筋力低下、筋肉痛
                疲労感
                ほてり、発汗
                頭痛、めまい、耳鳴り
                性機能低下
                頻尿
                Morninng erectionの消失


どうだろう、周りに思い当たる方いらっしゃるのではないだろうか。最近みょうに怒りっぽくなった、元気が無い、ふさぎこんでいる等などの中高年の人。

女性の場合ホルモン補充療法は盛んに行われており、マルマツ薬局でも毎日多くの方がいらっしゃり、内服薬、塗り薬、貼り薬など様々なお薬が処方されている。

一方男性更年期のお薬が処方されたのは、外国人の方お一人だけと記憶している。

男性においては通常2週間おきに125mg〜250mgのテストステロンを筋注するとのことで、敷居は高いようだ。内服薬もあるが当店ではまだ処方箋を受けた経験は無い。

テストステロン補充療法(ART)で糖尿病が改善される。インスリン感受性、HbA1c値、腹囲、血清レプチン、コレステロール値を有意に改善した。

テストステロンは活性酸素による酸化ストレスを軽減することから、テストステロンの低下が血管の健康を障害すると考えられる

との堀江先生の報告がある。

試したくなるような内容だが、前立腺癌のリスクがあるとも言われている。ただしデーターによると死亡リスクはむしろテストステロン値が低いほうが問題のようだ。



posted by ZEN at 17:32| Comment(0) | TrackBack(0) | 健康情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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