2013年08月06日

海外での下痢

マレーシアのジョホールバルという都市で二度目の海外生活を送っている姉から急を知らせるメールが届いた。

出国してから一月もたたないのだが、今回の住まいはかなり古く汚いらしく、かなりまいっているようだ。掃除に明け暮れた綺麗好きの彼女だが、体調まで崩してしまって、この一週間ひどい下痢が止まらないそうだ。

飲んだ薬を聞くと「ロペミン」という医療用の強力な下痢止めであった。


確かにロペミンは強力な下痢止めではあるのだが、この場合には使うべきではない。

下痢の原因が水分の取りすぎや、神経性のものとは考えにくく、逆に水の悪さからくる細菌性の下痢を疑うべきだと思う。

お薬110番にも以下のように記されている

 
 
食中毒、あるいは病原微生物による感染性の下痢は、有害物質を体外に排出させようとする自然な防衛反応です。このような場合、むやみに下痢を止めればよいというものではありません。

激しい下痢は、脱水症状をまねきます。とくに、小さい子供や高齢の人は要注意です。点滴で水分を補給したほうがよいですから、早めに受診しましょう。


ではどのように対処するべきだろうか。私の場合は「正露丸糖衣」を選ぶ。正露丸(クレオソート)にワカマツに入っている黄檗乾燥エキス(ベルベリン)とゲンノショウコを加えたものが正露丸糖衣なのだ。

クレオソートもベルベリンも細菌を殺す殺菌剤で、下痢の原因菌に効果がある。ゲンノショウコは成分のタンニンにより胃腸を引き締め、下痢に効果がある。

というわけで、腸の運動を強力に抑えながら、腸管から水分を抜くことで下痢を止める「ロペミン」のような対症療法剤は食あたりや水あたりのような細菌性の下痢には向かないのだ。

海外では細菌性の下痢をすることが多く考えられるので、殺菌剤の下痢止めを携行することをお薦めする。


早速姉には正露丸糖衣をはじめ、救急薬を郵送した。驚いたことに国際スピード郵便で300gまでなら900円しかかからない。マレーシアの田舎町、姉が向こうに行くのに丸一日かかったのに、4日程で着くそうなので、ありがたいやら申し訳ないやら。






posted by ZEN at 17:06| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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